SERVICE

衝突回避ナビゲーション
「S -CAN」

宇宙物体衝突回避支援ナビゲーションサービス「S-CAN」は、接近物体との衝突を回避する人工衛星の運用を効率的に実施するためのナビゲーションソフトウェア。人工衛星の自律的な衝突回避にも活用できます。

MERITS

人工衛星の運用の安全を向上させ 衝突回避実施のための運用費を削減します

STRENGTH

60機関140機の衛星でのダウンロード実績のあるJAXA開発のデブリ接近衝突確率に基づくリスク回避支援ツールRABBITを商用化したロバストなシステム

FEATURE

衝突確率計算

宇宙物体衝突回避制御計画立案のための衝突確率や最接近距離などを計算する機能。これにより、ユーザは物体接近情報（CDM）を解析し、計算結果から自身の衛星運用の制約などを考慮したうえで、制御計画を決定することができます。

コンター図描画

衝突確率等計算機能での計算結果を可視化する機能。これにより、ユーザは計算結果を容易かつ直感的に解釈できるようになり、図を見ながら最適な制御計画を決定できます。コンター図を自動生成し、関係者へ自動でメール通知するようなユーザ側のシステムへの組み込みも可能です。

推奨計画立案

衝突確率等の計算結果をもとに、ユーザ衛星の持つ制約も考慮したうえで、複数の推奨計画を提示する機能。ユーザは推奨された複数の回避計画から実行する衝突回避運用を選択するのみで安全かつ効率的に衝突回避運用を実施することができる。優先する指標をあらかじめユーザ側で設定しておけば，制御計画の決定を自動化することも可能。

Web API提供

観測サービス

宇宙の交通事故を防止し、宇宙環境を守るためには、宇宙空間を航行する膨大な数の物体の軌道を特定する宇宙状況把握（SSA）が必要です。私たちは優れた画像解析・処理技術を用いて10cm以下のデブリを含む暗く小さな物体を高速で検出します。

MERITS

人工衛星やスペースデブリなどの軌道の特定・状態の確認ができ、人工衛星の運用などに活用できます。

STRENGTH

独自の画像解析技術により、地上の小さな望遠鏡や人工衛星のオンボードカメラでも暗い物体を観測することができます。また、独自の望遠鏡・観測網を整備しています。

FEATURE

衝突確率計算

パブリックデータとスターシグナル・ソリューションズ独自の宇宙物体観測データを組み合わせ、10センチ以下の宇宙デブリを含む高精度な宇宙データカタログを構築し、提供します。